グラフィック | 6 |
絵に関しては良くぞココまでって感じですね。キャラの3Dモデルに関しては文句無しで、「この絵は、鳥山明と言うより、どちらかと言えば中鶴勝祥だな。」ぐらいが精一杯の文句。 背景にしても、サブタイトルで見せたい所をバンバン言っちゃってる自信も納得の出来。 ファミコン時代からのやりたかった事を3Dで完全に再現出来ていて、「あ、こういうことが、やりたかったんだな〜」とか思ってちょっと感動しました。 その集大成がレティスの子供であって、初めて飛んだ時には、1地時間ぐらい意味も無く飛び回ってたよ。 ゼシカお嬢様のパフパフとかも、絶対今後われわれが忘れてはいけない出来だったし、ノンストリップ劇場、パフパフ屋、格闘技場、カジノ等どれをとっても、本当に夢が実現した感じで素晴らしかったです。 モンスターなんかも、元来のドラクエ特有の面白ドットアクションをそのまま3Dで表現しました、と言う感じでやっててあきがこなかったです。 |
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サウンド | 5 |
サウンドは毎回定評があるんだけど、まあ、ある意味シリーズを通して一番安定しているというか… 『この想いを…』なんかは、多分ベタだとおもうんだけど、使用されるシーンなども手伝ってか、最高に良かったですわ。 IIIの曲なんか出たときにはホント感動しました。 |
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買い得度 | 5 |
買い得度とか言うレベルのゲームじゃないんだが… 余程のRPG嫌いか、ドラクエ嫌い、大作嫌い、スクエニ嫌い以外ならば、まあ楽しめるのではないかと… 上に挙げた人でも、やってみれば考えが変わるんじゃないかと思う程の出来栄え。間違いなく最高点。 |
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操作性 | 5 |
まあ、普通に問題なかった。 |
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熱中度 | 5 |
シナリオも最高レベル。 特にミーティア姫の存在は、熱中度のと言う意味では大きかったと思う。 街々毎に小さな物語があり、それをクリアすると次の目的地に行けるようになっていくと言う、元来の王道スタイルを貫いており、後半のそれをまとめていく中での盛り上がりも最高潮。 序盤、ドルマゲス個人を相手にしていたところから、中盤から規模が広がっていくつくりも、王道ながらも、中だるみが無く素晴らしかった。 |
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オリジナリティー | 3 |
王道中の王道。それこそがオリジナリティーと言ったところか。 3D表現になっても、随所に感じられるドラクエらしさは、もはや文化遺産レベル。 ストーリーもドラクエらしさに溢れており、素敵でした。 |
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難易度 | 普通 |
RPGを語る上で、最も重要になるのが難易度調整の話。コレも最高ですね。 中ボスとかに勝てなかったら、何時間かレベル上げをして、遊ぶのをやめる頃に もう一回ボスにチャレンジしたら、丁度勝てるぐらいなんですよね〜 抜群に良い 難易度調整でした。 |
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萌え | 5 |
もちろん一番はゼシカ様。セクシービームとパフパフは、もう 私にやってくれればいいじゃない。(意味不明) 鳥山絵もまだまだ大丈夫だと言う事を、再認識させてくれましたね。 ビジュアル的に萌えるゼシカ様とは対照的に、ストーリーありきで萌えさせてくれたのがミーティア姫。 大人しくて可愛い容姿。馬に変えられていたという悲劇性。等々。最高です。 この二人が図抜けてて他はちょっと、可愛い子いたっけ?と言う感じ。勿体無い… |
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総合評価 | 4.88 |
まず、トゥーンレンダリングの極みといった感じのグラフィックは全般的に超ハイレベル。 TOSは最高峰だったのですが、こっちが完勝かな… まあ、後出しだから当然と言えば当然の結果ですけど。 鳥山明の健在振りを認識させられた。ホント、『萌え』の文化にも十分対応している。恐れ入りました。 まさに、ドラクエを超えるのはドラクエだけ、と言った感じの出来栄えでした。(どっかで聞いた) DQV以降、久々にRPGのひとつの完成形を見た気がしました。 コレならば、次も十分に期待できますよね? |